遊山のフィールドノート

静かな里山歩き散歩のスナップで遊んでいます。

多良岳

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山の仲間たち総勢13名とともに長崎県諫早市の轟峡より入山し、多良岳を登ってきました。轟峡の駐車場に車を置き、車道をとぼとぼと歩きながら大渡橋の取り付き点からは自然林の中をすすみ心地よい流れの沢を渡り、金泉寺登山口の林道の出合いまでゆっくりと登ります。

登山道には雪は積もっていなかったのですが、多良権現の鳥居下にある役の行者の石像のお水は、厚く凍りついていました。急勾配の石の階段を喘いで登り上がると、真言密宗の修験場である山道の岩場には、鎖場があり大岩に彫ってある梵字が見えます。石仏や杉の大木などを過ぎると、国見岳と多良岳の分岐からは樹林の間より有明海が望めました。

多良岳山頂直下の斜面でやっと、僅かに雪を見ることできました。例年この斜面は北側に位置するため雪が凍り付いているのですが暖冬のお陰で、滑り止めに用意したアイゼンを使うこともなく山頂が踏めました。写真は多良岳983m山頂の多良権現の石祠です。