旅する蝶が舞い降りてきた
今朝は少し冷え込み肌寒かったのですが日が昇りだすと、眩しい日差しが降り注ぎ、汗が流れてきます。通い慣れた里山をゆっくり散策しながら歩いていると、ツワブキの花にアサギマダラが舞い降りて蜜を吸っていました。近づいても羽ばたくこともなく、驚かないように、静かに近寄って撮影させていただきました。
アサギマダラは、フジバカマの花に飛来している姿を撮影した写真を見ていましたが、萎れたツワブキにも来ているとは驚きましたね。
詳しく知り得ていませんが、日本の遥か南の島々、台湾あたりから北海道まで旅をするような記述がありました。稀に日本で越冬することもあるようです。
果たして、今日であったアサギマダラは、これから当地、九州の熊本から何処へ旅立つのか、北か、南か、そのままこの地に居座ってくれるのかな。
この小さな羽で大海原を飛び、日本の山野を越え長距離移動して繁殖するアサギマダラの力強い生命力、旅する蝶に「がんばれ!、生き延びろ!」と、思わずエールを送りました。