遊山のフィールドノート

静かな里山歩き散歩のスナップで遊んでいます。

佐渡窪のマンサク

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3月20日沢水(そうみ)展望台より入山して、佐渡窪のマンサクの花見を兼ね山頂を踏まない山歩きをしてきました。午前8時展望台の駐車場にはすでに1台先行者の車が停車していました。天気予報では昨日からの雨も昼前にはあがり晴れるとのこと。雨具は着用しないでジャケットを羽織出発です。

くたみ分れを過ぎると杉の林の中にほぼ満開に近いマンサクの黄色の花が咲いていました。生憎の小雨で青空に映えるマンサクの絵が撮れませんが、デジカメを雨で濡らさないように気を付けて数枚撮りました。樹林帯の中の鍋割坂あたりから風が強く吹き出し、雪が解けて濡れた落ち葉のジグザグの坂を登ります。たっぷり水を含んだ落ち葉を踏むと、ぶよぶよした感触が伝わり、うっかりすると足元が滑り出します。

鍋割峠では、岩窪や北側に面した斜面には残雪がまだ残っていました。風が一段と強くなり汗で濡れた背中に悪寒が走りました。ガスで視界が利かない佐渡窪の湿原に降り立ち木道を歩いていると、枯れたイタドリとは対照的に、5分咲きから満開を迎えたマンサクの木々が迎えてくれました。

写真は佐渡窪の雨に濡れたマンサクの花です。